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2023.08.30

お知らせ

「Gunosy Ads」広告審査業務を7月から一部DX化開始 人為的ミスや属人化課題に対応、作業時間も短縮 今後はLLM(大規模言語モデル)活用によるDXも検討

株式会社Gunosy(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:竹谷祐哉、以下 Gunosy)が運営する広告プロダクト「Gunosy Ads」では、広告審査フローを一部DX化することで業務の標準化と作業時間の削減を開始いたしました。

業務の標準化としては、審査業務をDX化することで人為的ミスの防止や審査基準の属人化の課題について解消が進んでおります。また入稿された広告媒体ごとのキーワードの精査を自動化することで作業時間を削減いたしました。今後はLLM(大規模言語モデル)を活用した機能拡張や、入稿データの判定基準を設けて自動化することで、更に大幅な作業時間の削減を検討しています。

画像と文章が一致しない場合に上記のように不承認理由が審査段階で参考コメントとして自動掲出されます

 

■DX概要

Gunosyの広告プロダクト「Gunosy Ads」の入稿審査において、従来の手動による審査プロセスでは、大量に入稿される広告審査に多くの時間がかかり、人為的ミスが発生しやすいという課題がありました。また、審査基準やガイドラインの解釈の違いにより、審査結果が一部で属人化することから一貫性を欠く場合がありました。

これらの課題を解決するため、文章審査の一部をDX化いたしました。文章審査においては、AIと自動化技術を活用して広告コンテンツの内容を検証し、ガイドラインに抵触するキーワードやコンテンツを早期に検出します。これにより審査プロセスを効率化しました。

 

■取り組みによる効果

広告審査フローを一部DX化することで業務の標準化と作業時間の削減に繋がりました。この取り組みにより広告の適切なコンプライアンスを確保し、法規制やガイドラインへの適合性を高めることが可能となっています。更に、過去の審査結果や市場のトレンドを分析し、コンプライアンス違反の傾向や共通点を把握でき、今後の審査プロセスやコンテンツガイドラインの改善に役立てています。

 

■執行役員 澁川豊洋 コメント

広告審査業務におけるDXは、各企業ごとにガイドラインやポリシーが定められているケースが多く、システム化することが難しい業務です。しかし新しい技術と審査担当者の経験から得られたノウハウを組み合わせて効率化と正確性を向上させ、法規制への対応やコンプライアンスを守りつつ迅速な広告審査を実現する重要な取り組みだと考えています。

今後はLLMの技術も取り入れ、広告審査業務に限らず社内のあらゆる定型業務を自動化に切り替えていくことで、1人あたりの生産性向上と各業務プロセスにおけるスタンダードな型を構築していきたいと考えています。

 

■Gunosy 会社概要

Gunosyは「情報を世界中の人に最適に届ける」を企業理念に掲げ、情報キュレーションアプリ「グノシー」の提供をしています。また、KDDI株式会社とニュース配信アプリ「ニュースパス」を共同提供し、ポータルアプリ「auサービスToday」の開発・運営を担当しております。これらのメディア事業のほか、「GunosyAds」等のアドテク事業も⾏っています。この他、ムードペアリングを提案するブランド「YOU IN」の商品開発・販売をしています。

会社名:株式会社Gunosy

所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12

企業理念:「情報を世界中の人に最適に届ける」

事業内容:情報キュレーションサービスその他メディア開発及び運営

提供サービス:グノシー、ニュースパス、auサービスToday、YOU IN

 

【本件に関するお問合せ先】

株式会社Gunosy 広報担当 E-MAIL:pr@gunosy.com

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