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2016.03.14

プレスリリース

インドネシアのニュースキュレーションアプリKurioの株式取得

 株式会社Gunosy(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:福島良典 以下「当社」)は、2016年3月15日、インドネシアのニュースキュレーションアプリ「Kurio(クリオ)」を運営するPT. Kurio(本社:インドネシア・ジャカルタ、CEO:David Wayne Ika、以下「Kurio」)の株式の取得について、Kurioと合意しました。本合意により、当社はASEAN地域への本格的な事業展開を開始します。

 

            画像:Kurioロゴ(左上)、Kurioサービスイメージ(下)

 

 

 インドネシアは現在人口2.56億人と世界第4位の人口規模を誇り、当社のコアユーザーである30歳未満の人口がその過半数を構成しています(*1)。スマートフォンユーザー数は2019年に9千2百万人を超え、モバイル広告市場の急速な立ち上がりが見込まれているなど(*2)、モバイルインターネット領域においては、世界的に見ても高い成長ポテンシャルを持つ地域です。Kurioはインドネシア国内の市場環境を背景に多くのユーザーの支持を獲得しています。

 当社はインドネシアという市場ポテンシャル、プロダクト品質、当社と同質のKPI経営を実行する企業文化、それらを作り上げてきたKurioチームを高く評価しています。この度の資本参加に伴い、人的支援を通じて、当社のもつ人工知能アルゴリズム、マーケティングやコンテンツ流通ノウハウなどを共有し、両社のもつ強みを相互に活かしながらインドネシア、そしてASEAN地域に適した事業展開を推進していきます。

 当社は、日本国内でこれまで培ったメディア事業のノウハウを基に、アジア市場の開拓を積極的に推進しています。2015年11月には、韓国最大級のモバイルコンテンツ・プラットフォーム「Pikicast(ピキキャスト)」を運営するPIKICAST CO. LTD.(本社:ソウル市 江南區 新沙洞 、代表取締役CEO:張倫 碩(Chang Yunsuk))への出資を発表しました。今回のKurioへの出資は、サービスの地域対応(ローカライズ)が強く求められるニュースキュレーション事業領域において、現地の有望な企業への出資を通してその地域へ進出していくという、当社の海外戦略の一環です。

出所:(*1) 国連、(*2) eMarketer

 

 当社は今後も、ユーザーや広告主にとって、快適で魅力的な情報との出会いの場を提供していけるよう、サービスを展開してまいります。

 

■ Kurio(クリオ)の概要  (2016年3月15日現在)

名称: PT. Kurio

所在地: インドネシア ジャカルタ

代表取締役CEO: David Wayne Ika 

事業内容: モバイルインターネットサービスの提供

資本金: 8,600,000,000インドネシアルピア 

設立年月日: 2014年1月

株主: PT. Merah Cipta Media、CA Asia Internet Fund 1, L.P.、その他(経営陣及び個人投資家)

 

■ Kurio(クリオ)とは

 Kurioは、インドネシア有数の財閥グループであるDjarum Groupの傘下で、先進的なテクノロジー及びインターネット事業を営むGDP Ventureの子会社(PT. Merah Cipta Media)の社内ベンチャーとして設立されました。CEOのDavid Wayne Ikaは、インドネシアで最もユーザーを集めていたコンテンツメディア企業のCEOを5年間務め、メディア業界におけるリレーションシップやプロダクトへの造詣など、メディア運営に多くの経験値と深い知見を有しております。現在Kurioは”Knowledge is Power”というテーマを掲げ、240のメディアと提携し、Android及びiOSに対応した高品質のプロダクトによって、ユーザーにタイムリーで魅力的な情報を届けています。

 

取得株式数及び取得後の所有株式の状況

(1) 出資金額: 67,394,260,634インドネシアルピア

(2) 取得株式数: 7,799,554株(株式所有割合:43.8%、議決権所有割合:12.1%)

 

■ 本リリースに関するお問い合せ先

報道関係のお問合せ 猪飼(pr@gunosy.com) 

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